#Q&A
●施設のご利用について
施設のご利用に関するご質問一覧
Q.どれくらい利用できますか?
A. 原則2 年間です。3か月ごとに個人の状況、ご希望に応じて支援計画のプログラムを見直し、6カ月~1年で就職・復職することを目標に進めていきます。
Q.何人ぐらいの方が通っていますか?
A. 毎日20名程度が通所されています。プログラムによって参加人数は異なりますので、人が多いのが苦手と言う方は、スタッフと相談して入りやすいプログラムへの参加から始めています。
Q.どんな方が通所していますか?
A.精神疾患の方が多く通われていますが、障がいは限定していません。うつの他にも双極性障害、統合失調症、発達障害、高次脳機能障害等の方がおられます。また、障がい者手帳を持っておられない方も通所することが可能です。まずはご相談ください。
Q.実習は行っていますか?
A.自分に合った仕事を見つけるため、働く体力があるかどうかを確認するため、就職前に実践的な仕事を行うためなど、それぞれの利用者様に合わせた目的で、実習を行っております。どのような実習を行うか決定する際には、利用者様のご希望をお聞きしたうえで、オフィス、倉庫、介護施設、農家など、実習先を検討していきます。実習の形態としては、実際に仕事を体験する実習のほかに、職場を見学する実習がございます。
Q.どんな人がサポートしてくれますか?
A. 医療系の専門資格を持ったスタッフがサポートします。臨床心理士、作業療法士、精神保健福祉士など、それぞれの専門の知識を活かして支援しています。
臨床心理士・公認心理士 | 心の問題を抱えた方をサポートする仕事です。心理検査や心理療法、カウンセリングなどを行います。 |
作業療法士 | 精神・身体に障害を持つ方が日常生活をスムーズに行うためのリハビリテーションを行います。体や脳の機能に着目し、色々なプログラムを実施します。 |
精神保健福祉士 | 精神的な問題を抱えた方が適切な治療やサービス を受けるための相談を行います。障害者手帳の申請や、障害年金などさまざまなサービスに関する情報提供を行います。 |
キャリアコンサルタント | 仕事選びや働き方についての相談を行います。履歴書や職務経歴書の添削、アドバイス、面接での受け答えの指導なども行っています。 |
施設のご利用に関するご質問②
Q利用開始するまでに待機期間はありますか?
A.待機期間はありません。ご利用の希望をお伝えいただきましたら、ワンモアでの契約面談の予約と市役所での受給者証申請のための聞き取りの予約を取らせていただきます。契約面談終了後は、体験利用として通所を始めていただけます。
Q大学・専門学校在学中でも利用できますか?
A.自治体のルール上、一定の条件を満たすことで利用が可能です。条件とは、卒業に必要な単位を取得できていること、就労移行支援を利用することが就職に当たって効果的であると判断されること等です。サービス利用受給者証を申請する際に各市区町村の窓口でご確認下さい。お一人で確認することが心配な場合は、ワンモアのスタッフが代わって問い合わせを行うことも可能です。見学の際にスタッフにお伝えください。
Q通所する日を選ぶことはできますか?
A.利用者様のご都合に合わせて通所日を選ぶことが可能です。特定のプログラムによっては、参加するタイミングをお待ちいただくことがありますが、通所自体を延期する必要はありません。複数のプログラムを準備してりますので、ご希望に合わせて通所して頂けます。
Q利用する事業所を選ぶことはできますか?
A.ご希望の事業所への通所が可能です。見学・体験は複数の事業を見ていただくこともできます。通いやすさ、事業所の雰囲気を見たうえで、ご希望に沿った事業所をお選びいただけたらと思います。
Q.駐車場はありますか?
A. 駐車場はございません。お近くのパーキングをお探しいただいておりますが、満車の場合がございますので、公共交通機関をご利用いただくことをおすすめいたします。
●プログラムについて
プログラムについてのご質問一覧
Q.人間関係が上手くいかず仕事が続きません。どんなトレーニングがありますか?
A. 就労場面で必要なコミュケーションスキルを学べるプログラムが複数ございます。まずは、人間関係への苦手意識を低くすること、就職後の苦手場面を想定した実践的なトレーニングを行うことで、コミュニケーションスキルを身に付けていきます。各プログラムへの参加は強制ではないので、ご自身の調子に合わせてご参加いただけます。
Q.資格を取ることはできますか?
A. MOSの試験対策クラスを設けています。クラスを受講し、地域のPC教室で行われるMOSのテストに合格されたら受験費用をワンモアが負担する制度を設けております。他にも、PCのクラスは4つ用意しておりますので、スキルに合ったクラスを案内させていただきます。どのクラスもスタッフが解説したり、一緒に操作を行ったり、丁寧に指導しております。
☆導入PCクラス(初級)、PCテキストクラス(中級)、MOSクラス(上級)、実践Excelクラス(上級)
Q.プログラムの特徴は何ですか?
A. ワンモアではNEARやSCITといった科学的なエビデンスに基づくトレーニングを多数実施しております。他にも、農作業や実習など、体験型のプログラムもご用意しており、実際に体験しながら自分に合った仕事を見るけることが出来ます。効果が認められているトレーニングの実施と、体験に基づく自己 理解の促進がワンモアのプログラムの特徴です。
NEAR(認知矯正法)
PCによるゲーム形式の認知機能トレーニングと小グループでのミーティングを実施し、注意力、記憶力、計画力など考える力のトレーニングを行います。国立精神・神経医療センターでトレーニングを受け試験に合格したスタッフが実施します。
SCIT(Social Cognition and Interaction Training)
人間関係のトラブルの元となる早合点や勘違い(「結論の飛躍」)を避けるための方略について学ぶトレーニングです。表情を正しく読み取ること、考えを柔軟にすること、事実と考えを区別することなど、順番に人間関係で気をつけるべきポイントについて学びます。
Q.週5日通所できるか不安です
A.通所を初めてすぐに週5日通所する必要はありません。週1~2日の通所から少しずつ慣らしていくことや、プログラムの様子を見学することから始めることもできます。担当のスタッフと一緒に参加の仕方を話し合って進めていきましょう。
●就労定着支援・就労移行支援・就労継続支援について
施設のご利用に関するご質問一覧
Q.就労移行支援とは?就労継続支援A型とは?就労継続支援B型とは?
A.下の表をご覧ください。
一般企業などで働くことを目指されている方は、就労移行支援を利用すると良いでしょう。もう少し手厚いサポートを受けながら働きたい方は就労継続A型、毎日通う居場所が欲しい・無理のない範囲で社会参加したいという方は就労継続B型が良いかもしれません。どの施設が自分に合っているか、主治医や支援者と相談し、見学・体験することをお勧めします。
就労移行支援 | 就労継続A型 | 就労継続B型 | |
目的 | 一般就労を目指しトレーニングを行うこと | サポートを受けながら働くこと | 自分のペースで社会参加を行うこと |
対象 | 一般就労を目指す方 | 一般就労は難しいが、一定の支援やサポートがあれば就労可能な方 | 一般就労・就労継続A型事業所での就労が難しい方 |
工賃(給与) | なし | 最低賃金×就労時間 | 事業所が決めた単価×時間 |
利用期間 | 原則2年間 | 制限なし | 制限なし |
Q.就職後のフォローはありますか?
A. 就職・復職後6カ月間は無料でフォローアップをさせていただきます。電話やメールでの連絡や対面での面談、ご希望があれば職場訪問など、利用者様の状況に合わせたサポートを提供しております。また、祝日や土曜日に開所し交流会なども企画しております。
復職後7カ月目以降は就労定着支援サービスを利用することもできます。就労定着支援とは、就労移行支援サービスを利用され一般就労をされた方を対象に、就労生活をフォローするための制度です。サービス利用開始から3年間、利用者様との面談・会社訪問を行い、必要な調整を行うなどの支援を行っています。
Q. ワンモアを利用していなくても就労定着支援は受けられますか?
A. ワンモアに限らず就労移行支援、就労継続支援、自立訓練、生活介護などの利用を経て一般就労した方であれば、サービスを受けることができます。ワンモアで事前に面談を実施し、サポートの必要性や目標について話し合いをして支援方法について決定します。※障害福祉サービスの受給者証が必要です
●その他よくある質問
ワンモアでよくあるご質問になります
Q.カウンセリングや検査を受けることはできますか?
A. 臨床心理士・公認心理士によるカウンセリングのサービスがあります。また、必要に応じて職業評価、認知機能検査、心理検査を実施しています。就労移行支援をご利用の方は、併用ができないこともありますので、事前にご相談ください。
<実施可能な検査>
・職業評価(ワークサンプル)
・GATB
・WAIS
・UBOM
・アクチグラフ
・BACS
・SCSQ
・FAB など
対象者様の状態に応じて様々な検査の実施が可能です。
Q.他にはどんなサービスがありますか?
A.企業向けにストレスチェックサービスや、障害者雇用のコンサルテーション、カウンセリングのサービスを提供しております。全て医療・福祉の専門スタッフが担当しておりますので、安心してご利用いただけます。
詳しくはストレスチェックサービスをご覧ください。
ストレスチェックサービスについて>